- 丸1日SLを味わい尽くす
新潟に行くに当たって何をしようか考えていたら、結構な数のジョイフルトレインが走っている事に気付いた。という事で有れば是非乗ってみよう!
候補がいつくかあり、現美新幹線、海里と迷った挙句、選んだのはSLばんえつ物語!
新潟空港から移動して新津駅に到着。向かいのホームにはSLが既に入線していた。ひと見た瞬間、機関車から伝わるオーラの凄さに圧倒された。いや本当にカッコいい!
今回は普通席で新津ー会津若松間を往復しました。車内はこんな感じでクッションが厚めのボックスシートが並ぶ。
列車は定刻より5分程遅れて新潟駅を出発。
普段の電車では味わえない、ゆっくりとしたスピードで加速していく。
下り列車は結構な乗車率で、向かいの席にも中国人の学生が1人。お互い窓側同士、何か気まずい。そこでロビーカーに移動。ビール片手に車窓を眺める。
ロビーカーはとても良い雰囲気。下りの殆どをここで過ごしてしまった。
新津を出てしばらくは田園地帯を進む。
やがて阿賀野川と合流し、川沿いを進みながら山奥へと進んでいく。
お肉やタレカツも美味し買ったけど、お米の甘みが感じられる位美味いお弁当でした。
津川駅では給水と点検整備のため長めの停車。
こういった作業も見ているだけで興味深いし、楽しい。SLを動かすのにこれだけの人が関わっていることを実感する。
時々見える民家。三角屋根がこの地方の冬の厳しさを想像させてくれる。
良く見てると、柿がなってる木が多い。
ダム。
山都駅でも長めの停車。
沿線にも沢山の人だかり。
中には手を振ってくれているいる人も。
あちらが手を振ったら、こっちも手を振り返す。
山間を抜けると盆地になり、喜多方、塩川と停車。
そして終点、会津若松に到着。この後は車庫に入って折り返しの準備。
帰りの列車まで時間があったので、近くにあった喜多方ラーメン屋に行ってみる。
チャーシューたっぷりの喜多方ラーメンを食す。あっさり醤油味のスープに食べ応えのある太めの縮れ麺。おいしゅうございました!
ラーメンを食べた後はしばらく街ブラ。
人も少なくのーんびりとした雰囲気。
駅に戻ってからは入線に向けての準備を見てみる。もの凄い蒸気を出してゆっくりと構内を進む。
駅の先に進んで、バックで入線。準備ヨシ!
上りは下りと打って変わってガラガラ。ボックス席を独り占めできた。
こちらは展望車のオコジョルーム。半室がキッズルームになっている。
帰りも展望車に入り浸り。ほぼ貸切だ!
上りは野沢で長めの停車が取られる。
日が暮れるのが早い11月。今は亡き夜行列車の雰囲気を感じさせてくれる。
津川駅で長めの停車。あたりは真っ暗。
帰りの列車では運転台の見学が行われていたので、並んでみた。
時代の流れを感じさせてくれる運転台。2019年の今でも現役である事に感動。
そして津川からさらに1時間程走って、終点の新津に戻って来ました。
ゆっくりと進むSLの旅は、古き良き時代の鉄道旅の味わいを今に伝える貴重な存在だということを実感しました。SLのカッコ良さと優しさに触れる事が出来た1日でした。