余市まではJRで行くことにしました。
まずは小樽まで、快速エアポート111号を利用。
乗車時間が75分あるので、Uシートを購入。
満席で大盛況。しかもアジア系の外人だらけ。札幌からも入れ替えで中国人が多数乗車。
えきねっとで事前に買っておいて良かった。
目的地の余市には13:00過ぎに着くので、待ち時間にお弁当を購入。北海道らしくうにかにいくら弁当を頂く。うまし!
列車は雪の中を進む。
小樽からは気動車に乗り換え。
寒い!
立派な余市駅舎。
駅前はこんな感じ。真っ白。
この先真っ直ぐ進めば、いよいよニッカウヰスキーの工場が。
工場の正面に到着。
見学の受付を済ませ中に入ると、右手に乾燥棟がある。そこには絵に描いたような雪景色が。
連続テレビ小説マッサンの主役のサイン色紙。
かくいう私も、ドラマを見て是非来てみたかった場所にようやく来れた。
工場では無料のガイド付きツアーがあるので参加することに。
先程の乾燥棟を見学後、向かいの蒸留棟に入ると、注連縄が飾られたポッドスチルが並んでいた。
ここでは石炭で温度調節しながら蒸留し、ウィスキーの原酒を作っている。普段はこの時期には作らないのだが、原酒が足りないので作っているとの事。貴重な作業の一端を偶然にも見る事が出来た。
次は当時からある大日本果汁の社屋。
ウィスキー作りには10年かかるので、その合間に、りんごジュースを作って収入を得ていた。
ウィスキーのブレンドをしていた研究棟。
今は千葉の工場でブレンドしているそうだ。
敷地内にはマッサンが過ごした自宅もある。
奥に進むと、原酒を寝かせる蔵がある。
ニッカウヰスキーの紋章。
一見洋風に見えるが、よく見ると真ん中に兜がある。そして両サイドには狛犬がいる。
博物館の中には、当時の竹鶴さんのパスポートが。
研修の間に書き留めた、ウィスキー作りのノート。帰国後はこのノートだけが頼り。そしてこのノートがのちに花開くことを思うととても感慨深い。
これは最初に作られたニッカウヰスキー。
イギリスでの苦労が実った貴重な一本がこの博物館で見られる。
余市の案内。
連続テレビ小説マッサンで主役が着た衣装も。
そして、待ってました無料の試飲!
1番美味しかったのは右の余市。ロックで頂いたが、香りと味わい深いスモーキーフレーバーが良い。
そして有料の試飲コーナーも。
ここでしか頂けないシングルカスクを頂きました。
そして時間はあっという間に過ぎ、札幌へ向かう事に。帰りはバスを利用しました。
余市の気候や風土、製造工程、そしてマッサンの思いや愛に触れる事が出来た今回の旅で、ウィスキーに対する思いを感じる事が出来ました。
お酒は美味しく頂きましょう。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。