- 初ひとり旅での旅館泊
阿蘇で泊まったのはこちら、内牧温泉にある蘇山郷と言うお宿。
今まで1人で旅館に泊まるのは少し敷居が高くて、気が引けてたけど、今回お宿を探している時に、阿蘇市が県外から宿泊に来られる人向けに補助金を出してくれるのを知り、色々検討した結果ここにしました。
これを使って予約するためには、電話で予約が必要。多分初めて電話で予約した。
しかし施設一覧で探している時に、メジャーな予約サイトに載っていない旅館の多い事。ここも確かじゃらんしか載ってなかった筈。まだまだ知らない隠れ優良宿があるのかもしれないと思うと、奥が深い。
お宿に到着すると、玄関で迎えてくれたスタッフが駐車場まで誘導→館内に入ってまた別のスタッフが奥のテーブル席に案内→座ってチェックインの手続き。更に抹茶と茶菓子が出される。
何だここは⁉︎ホテルで言うクラブフロア以上のエクスペリエンスじゃん‼︎
手続きが終わってお茶を頂いて、良きところで部屋まで案内してくれる。
今回予約した部屋は1番安いグレードの和室。紫雲という一階のお部屋がこちら↓
やべー、広い。畳の良い匂いがする。
ガーデンビュー
その横に洗面台
空気清浄器完備
もちろん、冷蔵庫もある。
トイレもちゃんとウォシュレット付き。
早速風呂に入る!
源泉掛け流し。最高!
貸し切り風呂も宿泊客はエクストラチャージ無しで利用できる。後で使っておけばよかったと思ったけど、そもそも客室が少なめで風呂に入りに来る人も少ないので、大風呂でも十分!若いスタッフが風呂はどうでしたか?と声を掛けてくれたので、最高でしたと答えておいた。ちゃんと声かけるの偉いぞ!話してみたら富山からここに働きに来てるそうで、黒川温泉もおすすめとの事。今度行ってみようかな。
風呂に繋がる廊下には、展示物が。
熊本地震の時の様子や、五輪の陸上選手団の合宿、自転車競技の選手団に使われている。そして僕は見た事なくてよく知らないのだが、弱虫ペダルという漫画にも描かれたそうだ。
そしてこの旅館の由緒ある由縁、大昔に与謝野晶子がこの旅館に泊まられたとの事。その縁の品々。やばい、こんな所に品のない私が泊まって良いものか…。
向かいには焼酎バーも。営業時間は21:00-23:00時だったかな。それまではコーヒーマシンが置かれていて宿泊客に提供されている。屋上にはルーフトップバーもある。何だここは!
ひとっ風呂浴びた後は部屋で乾杯!
晩御飯前に散策。この小川、クライストチャーチのエイヴォン川に似てる気がした。
ひなびた温泉街。
シャレが効いてるなー。
19時から夕食。コース料理。やばい…凄すぎる!
最初の料理はお重になってて、下の段はこんな感じ。
焼き魚とお吸い物。
蒸し物
赤牛のすき焼き。肉も厚くて、赤みがさっぱりしてて美味しい!
酢の物
ご飯と赤だし
デザート頂いて終了。ゆっくりと目で舌で楽しんだ1時間。最高かよ…。
夕食後にここの旅館のシグネチャーでもある、与謝野晶子が昔泊まった部屋を見せてもらう。
この日は会食用にテーブルがセットされていた。
歴史を感じるぜ…
部屋に帰るとお布団が敷かれていた。ホテルで言う所のターンダウン?
翌朝、早めに起きてミルクロードからの朝焼けを見に行く。
何たる景色
清々しい空気
そして朝食も素晴らしい!
少しメールチェックして、お風呂にもう一回入ってチェックアウト。玄関までお見送りを受ける。最後までクラブフロア感覚。いやそれ以上かもしれない。
今回旅館に泊まってみて思ったのは、1人で旅館に泊まるのは、ベタベタな接客されるんじゃないかなーと思って行きづらかったけど、今回泊まってみて、そんな事はなくて逆にスタッフの皆さんが声かけてくれてとても快適に滞在できました。多分これは部屋数の多いホテルでは出来ないサービスだと思うし、こういった施設に日本人のおもてなしの心やサービスの良さが詰まっている感じも受けた。何処かのホテルでゴールドステータス持ってるのに大したサービスを受けられないと思いながら泊まってるそこのあなた、是非行ってみな。という事で、また何処かの旅館に泊まってみようと思います!