- もし自分が買うならどのグレード?
迷わずZグレードのプラチナホワイトパール!内装の黒に、フロントグリルをオプションでつければそれなりにまとまる。これが1番カッコいい。予想価格は300万円とみた。
さて、ここまでで得れた情報で振り返ってみると…
- 良い点
①フェンダーアーチモールがZグレードでも黒になった
先代のハイブリッドZだとボディ同色で、どうしてもボテッと見えて嫌だった。これが黒になった事で下半身が締まって見えるし、SUVらしさが備わった。またレクサスやマツダと違ってちゃんと塗装されてる点もポイントが高い。樹脂剥き出しだと経年劣化で色褪せてきてみずぼらしく見えてくるので。
②リアドアのドアノブの形状
大きくデザインが変わった中、先代から継承した数少ない部分。ヴェゼルとしてのアイデンティティが残ってる部分。
③e:HEVになった
先代の1モーターから2モーターになってハイブリッドの要素が増してる点と、耐久性とマッチングに難があったDCTをやめた点。これでやっとトヨタに近づいたと思う。
④タッチパネル式のエアコンボタンの廃止
タッチパネル式だと運転中に操作する時触感がないのでどこを触っているかわかりにくかった。目線も気にしないといけなかったので、これは良い。
⑤後席のエアコン吹き出し口の追加
後席の乗員にも優しい装備でもあるし、車内の温度管理が良くなりそう。
- 残念な点
①ボディカラー
選択肢が少なくて地味。シックにまとめたつもりが逆に若々しさがない。何より色の選択肢が少なすぎ。プレミアムクリスタルブルーが無くなったのも残念。もっとレクサスのように明るい色を増やして欲しい。個人的にはN-Boxのパープルも似合うと思う。
プレイのツートーンに関しても同じ。プレイ=遊ぶならもっと明るい色使いにしたらいいのに。プレミアムクリスタルレッド若くはブルーに黒ルーフとか。あとサイドステップやフロントグリルにさし色を入れてるのはわかるけど、フランスかぶれかっ⁉︎ってツッコミたくなる。
部分的に遊び心を感じるがボディカラーが守りに入りすぎ。ダサいツートンはいらんからモノトーンも選べるようにして欲しい。
あと、有料色だらけな点。ノーチャージの色が1色って、もう意味不明。ここまでするならもういっそ本体価格に上乗せすれば良いのに。何より消費者に対して優しくない。
②RSグレードの廃止
ホンダのスポーツモデルの系譜がいともあっさりと無くなってしまうのは残念。シビックもアコードもCR-Vもそうだけど、モデルもグレードもブランドとして育てるのが最近のホンダは下手すぎる。
③開かないガラスルーフ
どう見ても勿体ない。開いた方が開放感がより増すに決まっている。付けるならCR-Vのような大きな一枚ガラスのサンルーフでも付ければ良かったのに、と思う位勿体ない。
④リアのウィンカーが豆球
どうしてそこをケチるか⁉︎フロントがシーケンシャル、ドアミラーがLEDときて何故後ろだけ豆球⁇点滅した時の不等長感が半端ない。車格に相応しくない。自分の現行ヴェゼルもLED球に変更済み。
- 気になるポイント
①ノイズリデューシングホイールの有無
e:HEVになって静粛性が増したのだから、ロードノイズ低減のためには是非付いていて欲しい装備。
②ガラスルーフがプレイ以外のグレードで選べるか否か
少なくとも上級のZグレードにはメーカーオプションで選べる余地を残しておいて欲しい。
③本革シートやパワーシートのオプションがあるかどうか
個人的に本革シートの椅子の車に乗ってみたいので。
④モデューロXが出るか否か
スポーツグレードのRSが無くなったので、もし出たら迷わず選択肢に入れたい。
⑤ボディ補強に関して
現行ヴェゼルの初期モデルは日本仕様と欧州仕様でボディの補強が全く違っていたので、今回もどうなのか気になる所。走りに影響する所なので是非ケチらずに同一のものであって欲しい。
⑥ホンダセンシングの進化度合い
新しい機能が追加されるのは当然だけど、カーブで対向車やガードレールに反応するといった、細かい精度の向上度合いが気になる。
個人的に買うなら初期ロットは買わずに少し経ってからか、後期まで待つ。不具合とか色々出し切った後に買うのが良いと思っている。先代が発売された当初はガチガチの足回りだったりDCTのリコールも多かった。ただ今回はフィットでもe:HEV関連のリコールはそれほど聞いていないので、信頼性は上げてきたのだろう。あとは試乗会のレビューを待ちたいと思う。
え?ここまで考えたんだったら買い替えろって⁉︎いやいや、まだまだ今のヴェゼル乗りますよ〜。
これ、気に入ってるんで(笑)