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8/XX フレイザーレジデンス南海大阪に泊まってみた

  • 衝撃の安さ

夏休み明けから1週間、ずっと家で働いていたので少し気分を替えたい。どっかお得なホテルないかなとヤフートラベルをポチポチ探してたら、出てきたのがこちら↓

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28平米のスタジオアパートメントのダブルルームを予約したのだが、料金8,000円からいますぐ割引、GoToキャンペーン、更に大阪の人関西の人いらっしゃいキャンペーンでPaypay2,500円分貰える。なので実質3,000円位。それでいて朝食、なんばCity駐車場無料、16時のレイトアウト付き。このブランドのホテルでこの値段は本来あり得ない。このホテル大丈夫か?逆に心配になる位の価格。おのだのセール動画以上の破壊力ではなかろうか。

 

過度な値下げは客の質の低下を招く。そしてそのホテルのブランドの低下を招き兼ねない。

 

私がホテルで働いていた頃はリーマンショックで且つ暗黒民主党政権で不況だった。まだインバウンドも年間1,000万人にも程遠い時代、国内や海外からのビジネス需要も減り旅行客も減った。当日予約客を取り込む為に室料を10,000円以下に下げた事もあった。すると客の質が下がり、ラブホ代わりに利用する客や終電逃した酔客が増えたのを覚えている。

 

話を戻そう。ロビーはこじんまりとしていて、コンシェルジュ付きの高級マンションのような感じ。レストランは外注っぽいスペインバルを併設。検温と施設の説明を受けてチェックイン完了。エレベーターまで案内してもらう質の高いサービス。

 

6階の部屋に到着。

中に入ると左手に洗濯機と電子レンジ。f:id:nasubi0113:20200824203059j:image

右手にキッチン。
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水回りも綺麗。
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イオンドライヤーはちょいくたびれた感じ。
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収納の多さ。流石長期滞在型ホテル。
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ベッドとデスク周り。
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華美な装飾はないけど、シンプルでハイクオリティな室内。理想の1人暮らしの部屋みたいだ。

 

眺めはまあしゃーない。
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大阪の人関西の人いらっしゃいキャンペーン。チェックイン時にこの用紙をもらって、QRコードをスキャンしてポイントが貰えるシステム。6月後半-7月末迄の予定が予算が余ったので延長中。参加していないホテルもあるので、よく調べてから予約してやー。
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朝食は南海なんば駅にある南海パーラーという所迄行かないといけない。といっても目と鼻の先位の距離なので問題なし。館外のレストランにこういう形で提携するのってあまり見た事ないな。

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選んだのはトーストとハムエッグ。美味しかったので全然オッケー。
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フレイザーレジデンスだとインバウンドが旺盛だった頃安くても1泊2万円位だった筈。他方で何とか価格を維持しているホテルもそこそこ見受けた。安くすれば収入が減り、質の低下を招いたり、働いているスタッフへの還元にも影響する。利用者から見たらお得だが、空室を少しでも埋めたいホテルの事を思うと複雑。コロナ禍という未曾有の事態とはいえ、フレイザーレジデンスのブランドを何とか保って欲しい。そんな思い。